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ポーランド・ナウ

No.44 愛に満ちた夏のイベント夏至祭

 こんにちは。
 ポーランドの夏の大事なイベントは夏至祭です。当地では、昔から知られている、カトリックの国家になる前からの祭りです。主に、浄化力を持つ水と火の要素に専念しており、また、愛や繁殖力、太陽と月のお祝いの祭りです。
 女性は花輪を作り、その花輪にろうそくをつけ、水に流します。流れている川が最適ですが、近くになければ湖でも大丈夫です。昔は花輪を男の人が“釣り”、作った女性とよく結婚しました。
 男性は焚き火をつくり、そのまわりにみんなで踊ったり、焚き火の上にジャンプをしたりします。
 民族服、または昔のスラヴ人の一般的な服となっていたガラ(柄)なしのシンプルな長いドレスを着ます。そういうのがない人たちは普通の服でもいいです。所々、特に小さい町と村には露店を設け、薬草で作られたものを売ります。食べ物、飲み物、化粧品です。薬草が癒力や治療力があるとつよく思われています。自然の薬草がとれないところは「薬草の園」が増えていきます。最近、ハーブの露店以外は地元の人はその地方の食べ物も販売します。伝統がなくなりませんようにいい傾向です。
 夏至祭のときに、夏至時にしか咲いてない「輝く羊歯の花」を探す習慣もありました。その花をみつけたら、富、パワーや知恵に恵まれると思われていました。でも実は具体的な「羊歯の花」というのがありませんので、今は探しません。
 河童に溺死させられるので夏至祭の夜は川や湖で水浴びをしてはいけないとも信じられています。夜明けになってからなら大丈夫です。昔の人は水による精製のためにそういうふうにしました。
 966年にポーランドがカトリック国家になってから、自然崇拝や多神教の信仰を根絶するのが不可能でしたので、教会は6月23、24日夜に当たる「洗礼者ヨハネのイブ」という祝いを広げていきました。水や薬草を祝福する習慣ができました。結局、夏至祭と同じような祭りだと思われるようになりました。
 現在は、平日ですと祝いにくいので週末中に様々なイベントが行われたりします。私自身は2~3回しか参加していませんが、本当に面白かったです。前に書いたと思いますが、やっぱり国の習慣や伝統を忘れないで守ったほうがいいです。

【フォトギャラリーに関連写真あります】
 http://www.fukushima-net.com/sites/glist/9






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