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コラム・筆は一本也

「薮入りとB企業」

日本の伝統行事として今も息づいている旧暦の生活行事だが、新年の七草粥(がゆ)も終わり、今度は小正月(15日)がやってくる。新たな年の初満月で小豆粥を食して祝う風習も脈々と受け継がれている。とりわけ年末年始は家事に追われ、年始客や帰省した人たちの接待に追われた主婦がようやくひと息つける頃合いということで、「おんな正月」とも呼称される日だ。
 
▼もともとは満月を年の始めとした小正月。二番正月や花正月などと呼ぶ地方もあるが、おんな正月は京阪地方で特に呼ばれることが多い。モチをついたり、ダンゴをこしらえたりして祝うが、松飾りなどに代わって柳の枝にモチやダンゴのついた餅(もち)花が飾られる。近くのスーパーマーケットでは入り口付近の正月用品特売コーナーが餅花コーナーに変わり華やかさを演出している。
 
▼福島県の二本松市や川俣町など養蚕の盛んだった地方では繭の形の「繭玉」が飾られる。松納めは地方により様々。東京は6日、仙台は4日に納める風習があるが、一般的には14日が多いようだ。松納めの後は「どんと焼き」や「左義長」と呼ばれる行事が14日夜から15日にかけて行われる。筆者の住む地域では自宅近くの神社の境内で消防車が待機する中で行われる。
 
▼知人の古老によると、年神様はこの火とともに天に戻るとか。あまり見かけないが、幼少の頃はモチやダンゴを焼いて食べ一年の無病息災を祈らせられた記憶がある。古くは後花園天皇の時代から宮中で行われていた正月の儀式で、水田で行われる地区もある。どんと焼きが終われば、二十日正月はあるものの正月気分はもうない。小正月が終わるのは正月の祝い納めの日とされる二十日正月だ。
 
▼それにしても、昔の奉公人はお正月気分に浸る時間もなかったようである。俗に言われる「薮(やぶ)入り」だが、親元に帰るのが許されたのは正月の十六日とお盆の七月十六日だけだったという。労働3法や週休2日制などで守られている現代からは想像もできない厳しさ。現代はブラック企業の問題が根深いが、対処法は匿名でも結構なのでまずは労働基準監督署に告発することが肝心。過重労働で電通の女子社員のような悲劇はなくしたい。【平々凡々】
                   (2017・1・11)

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