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コラム・筆は一本也

「ひどい風評被害」

「人の噂も七十五日」と言うが、風評被害はなかなか払拭されないようだ。福島県浪江町の馬場有町長(67)が先日、大阪で開かれた原発事故を考えるシンポジウムで風評被害について言及した。その風評を指して「そりゃ、ひどいものですよ」と語っていた。テレビ報道を見ながら具体的な事例を聞きたかったが、残念ながらそれ以上には聞けなかった。3年前の日本記者クラブの会見で馬場町長は「一昨年の震災の時から、時計の針が完全に止まったような状況だ」と訴えた。この方の発言は聞いていて説得力があり、真に迫るものがある。
 
▼福島県民からよく「復旧が全く進んでいない」という言葉が漏れる。福島県産の農作物や水産物の風評払拭が復興の大きな足かせとなっている中で、放射性物質の事前検査を受けない物が直売所などで確認されている。極々一部のケースだが、それがマスコミなどの報道記事に載ると払拭しつつある風評がまた加速され、消費者の不買につながっている現状がある。冷静にかつバランスのある報道をしてもらいたいが、大概は無責任な一方通行の報道で終わってしまう。
 
▼出荷している農家は検査を「知らなかった」とよく言う。農協側の周知徹底も行き届いていない点が要因にありそうだ。福島市の拙宅の近くにある産直所では常時厳しくチェックしているようでまずはひと安心だ。しかも店内には検査機器もあり、消費者の中には慎重にも買った野菜類を検査する光景が見られる。ともかく原発事故前に比べると地場産野菜類や果物が激減し、他県の野菜類が幅を利かしているのが現実だ。福島の農家はわが家(福島県)にいて、まるで厄介な居候のような存在だ。
 
▼大半の未検査の野菜類においても、検出数値は国の基準を下回っている。放射性セシウムの基準値は㌔当たり100ベクレル未満。米国を例にとると、1200ベクレル、EUは何と1250ベクレルという。あとはその視点で消費者がどう判断するかだ。さて、こうした多大な後遺症を残した原発は相変わらず国の重要施策とかで再稼働に踏み出している。当然、事故後のケアも全面的に国や東京電力に責任がある。福島県で中間貯蔵施設の用地確保が遅々として進まないが、いっそのこと「国会議事堂の地下か東京湾に埋め込んだら」という怒りの声も噴出している。【笑止千万】
                          (2016・4・7)

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