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コラム・筆は一本也

「春爛漫もお寒い心」

県都・福島市のサクラ開花が告げられた先月30日、花見を兼ねて近在の実家に出掛けてみた。途中、里の山々にはソメイヨシノが咲き始めていた。自然と心がウキウキする春。これからの春爛漫もまた楽しみだ。実家の廊下でお茶を飲んでいると、突然ウグイスの鳴き声が聞こえてきた。10日ほど前から耳にしていたと言うが、ウグイスの鳴き声を聞きながらの食卓や昼寝、何ともぜいたくな住環境ではある。ウグイスばかりか庭先や土手を眺めれば、春が色とりどりに乱れている。
 
▼ツクシンボや甘草、蕗のとうなどが競うようにその姿を競っている。この中には雑草も伸び放題でやや美観を損ねているが、庭先に除草剤を振りまくわけにもいかず、丁寧にむしり取るしかない。アジサイやバラ、もみじなども元気に新芽を吹き出しており、いつもと変わりない春の光景に安心感を覚える。鳥のフン害もある。暖かくなるに連れ、種類のつかない鳥が飛び交う。隣のアパートでは二階の空気取り入れ口に巣をつくるつもりなのか、せっせとワラや草木を運んでいる。
 
▼電線に止まる鳥も多く、飛び立つ時に垂れ流し、洗車したてのマイカーを汚して立ち去ってしまう。野良猫もそうだが、野鳥はどうにも好きになれない。雨の前に低空飛行し、畑の虫を捕らえるツバメのように害虫退治に飛び交う鳥もいる。だから一様に文句も言えないが、どうしても害鳥の方が多い気がする。冬場はスズメやカラスが多かったが、春ともなると種類も増えて世の中のように騒がしくなる。温暖化が進む地球も、穏やかな自然界の動きを見れば何故かひと安心する。
 
▼春ともなれば、人のにぎわいも自然と多くなる。原発事故による避難者などで人口減が著しい福島県だが、個人消費の動きは活発らしい。日本銀行は、東京電力の賠償金の累計支払額が16年度の5.9兆円から今後は7兆円まで膨らむだろうと弾く。そのことから県内の個人消費はしばらく続くだろうと予測する。下等な一市井はそんなことをヒントに花見の経済効果を考えたりする。暮しに負担が増す4月と同様に、年に一度のサクラを愛でる心も急に冷え込んできた。【平々凡々】
                        (2016・4・1)

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