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コラム・筆は一本也

「続く風評被害」

地方から大都市圏に電力を供給する。それと引き換えに固定資産税、電源交付金などの財源と、何がしかの雇用を期待する。そうした1960年代は原発立地に地域工業化の夢を追った時代でもあった、とよく言われる。東京電力福島第一原発事故から間もなく5年。廃炉、収束が30〜40年後とも言われるロードマップは示されてはいるが、素人ながらも現実はそんなものでは済まないことを肌で感じている。福島県民、少なくとも原発に関心を持つ国民はそう思っているに違いない。
 
▼欧州連合(EU)が今月、福島の原発事故後に輸入規制していた福島県産の野菜や牛肉などを緩和することを発表した。福島産はこれまで酒類を除く全品目が規制対象だったが、今回、カキを除く果実、ソバ、茶なども規制対象から外した。一方でコメやキノコ、大豆などは引き続き規制の対象となる。日進月歩で復興が進んでいるようにも見えるが、それでも県外の風評被害は収まるどころか海外にまで波及し、福島産品の売れ行きや観光客の誘客に暗い影を落としている。
 
▼県や生産団体は安全性をしきりにアピールするも、消費者の反応は今ひとつだ。県産食料品の安全性を知事や関係団体の代表らが首都圏や関西圏などで懸命にPRするが、その場で試食した人たちが愛想を振りまくだけ。PR会場を立ち去れば、他の売り場へと一直線で他県産の生鮮食料品を求める。厚生労働省の安全基準をクリアしているだけでは自ずと敬遠される。しかも値段に差がなければ敢えてセシウムが含有している野菜類を買うわけがない。
 
▼台湾は、乳製品や飲料などに含まれる放射性物質の基準を厳しくした。そんな中で明るい知らせはEUの緩和措置だが、コメとカキは検査証明書の添付が義務付けられたままの依然厳しいことに変わりない。こうした中で福島県知事は22日の世界経済フォーラム(ダボス会議)でコメの全量全袋検査などによる安全性を訴える。減る一方の観光客の誘客などについて風評の払拭に努めるというが、これに各国はどう反応するだろうか。【天下泰平】
                         (2016・1・22)

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