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コラム・筆は一本也

「冬の足音」

昨日は立冬だった。燃えるような山々を彩った紅葉も過ぎ、雨上がりの今朝は遊歩道が隠れるほどに落葉で覆われていた。これからはひと雨ごとに冬へと近づくと思うと、気分も塞ぎがちになる。立冬は生活に根づく二十四節気の19番目の節目。南北に長い日本列島はこれから紅葉の本番を迎えるところもあり、鹿児島県辺りでは師走入り後に紅葉シーズンとなる。片や北海道をはじめ、東北、北陸、中部、山陰地方などからは次々と初雪の便りが届くころでもある。
 
▼福島県内もこのところ寒気の影響で初冬を思わせる肌寒い日が続いている。気圧配置が西高東低の冬型になっているためで、コタツやストーブなどの暖房器具も主役を迎える侯になる。江戸時代は旧暦10月の初亥の日に「コタツ開き」していたと言う。五行説によると、亥は「火を司る水の気」とされ、亥の月亥の日にコタツ開きをすれば火事を免れると信じられていた。さて、冬の食べ物と言えば牡蠣(かき)や、みかんが代表的だろう。
 
▼みかんは2個食べると1日分のビタミンCが摂取できる。肌荒れや風邪の予防にもなり、乾燥させた皮は消化促進や胃もたれにも効果的らしい。スーパーなどの店頭には紀州産をはじめ、静岡、高知、鹿児島などのみかんがバラ売りや箱売りで並んでおり、結構な売れ行きを見せている。コタツに入ってみかんを食す。何故か正月の風物詩のように懐かしく思い出す。このみかんが出始めの時期、試食向けは決まってあっという間になくなる。
 
▼まだ霜月にして冬タイヤの装着は早そうな気もするが、気まぐれな陽気だと月末ごろから福島は中通り地方では初雪がチラつくこともある。やはり備えあれば憂いなしかもしれない。わが家でも数日前から電気カーペットを敷いてスイッチを入れたが、間もなくルームヒーターも出番となりそうだ。寒さもさることながら乾燥も要注意の季節。寒くとも夏場同様に水分補給を忘れずに冬を乗り越えたい。冬を越せば、福島は東京電力の原発事故から5年目を迎える。【天下無双】
                      (2015・11・9)

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