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コラム・筆は一本也

「難民に思えば」

東日本大震災から間もなく4年半になる。その被災地には地震、津波で家族や家を失った人たちの姿があった。「避難所で肩を寄せ合っている親子を見た時、内戦を逃れて、3人の子どもたちと難民キャンプにいた時の自分と同じだと思った。被災者の苦しみや悲しみがよくわかった」。内戦のルワンダ(中部アフリカ)から逃れ、今はルワンダの学校教育を再建するため日本と母国を行き来してボランティア活動するカンベンガ・マリールイズさん(49)=福島市在住、NPO法人「ルワンダの教育を考える会」理事長=が、本紙Web Newsのインタビューに語った感想だ。
 
▼シリア難民とみられる男児の遺体がトルコの海岸に漂着した事件が世界に衝撃を与えている。シリアの内戦によって400万人ものシリア人が国を追われ、国内にとどまる者も合わせると600万人ものシリア人が住み慣れた家を離れ難民として生活しているという。オーストリアとドイツが受け入れを決めたときょう報道されたが、公平な受け入れを主張するドイツやフランスなどに比べ、東欧諸国は一様な受け入れには反発しているという。こうした欧州の難民問題は、日本にとってもけっして対岸の火事ではない。
 
▼そんな矢先、法務省は外国人の申請が急増している難民の認定の枠を広げる方針を固めた。認定判断の基準づくりに外部の意見も採り入れるという。日本は難民審査の厳格さから、人道的にはほど遠いとして国際的に批判の対象となっている。実際、偽装難民もいる現状から慎重な審査はやむを得ないし、一概に批判されるのは合点もいかないだろう。いずれにしても日の当たる国際交流は進めるが、日の当たらない難民などの受け入れには及び腰になる。国がこうした難民を慎重に審査したうえで、ボランティアたちの支援も得てはどうだろうか。
 
▼それにはボランティアに対する国の理解と手厚い支援が欠かせない。世界の各国を訪れ、観光地や文化施設を見て回るだけが国際交流ではない。一期一会にさえなりかねない国際交流よりもむしろ「絆」で結ばれ、はるかに有効かつ友好かもしれない。絆は震災直後から頻繁に使われた言葉だが、今では被災地でも久しく聞かなくなった。それもそのはず、原発は事故原因の検証もそこそこに再稼働し、取りあえず希望の持てる何かと話題の多い東京五輪開催へとつながった。福島の原発は東京電力の持ち物であり、得意客は都民であることを、絆と同様に忘れては困る。【笑止千万】
                    (2015・9・5)

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