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コラム・筆は一本也

「土用とウナギ」

夏バテ解消の代表格と言えばウナギだろうか。そのウナギと関わりのある土用は陰陽五行説に由来する。五行説では各季節の間を「土」と称し、春夏秋冬4回の土用がある。立秋前までに「う」の付く物を丑の日に土用餅(もち)、土用シジミなどを食して乗り切る風習が一般的だ。今年は「海の日」(20日)が土用入りだった。24日は「土用の丑の日」。猛暑の折、夏バテ解消のためウナギでスタミナを付けるのも一手だろう。熱中症対策に塩気のある梅干しを摂りながらの水分補給も良い。
 
▼だが、江戸時代の本草学者・貝原益軒の養生訓によると、ウナギの脂っぽさと梅干しの強い酸味が消化不良を起こすことがあるという。一緒に食べると良くない食べ合わせのひとつ。食べ合わせで良くないスイカと天ぷらも紹介されている。さて、高値の国産ウナギだが、輸入物も含めて今は四季を通じてウナギの蒲焼きなどが売られている。特別に土用丑の日に食べる必要もないが、それにしても国産と中国産の値段の差には驚く。国産品が安全だと確信しているため、年に一度ぐらいはと奮発して買い求める。
 
▼わが家は子どもたちの表情に比べると、親の表情は晴天の猛暑日ならぬやや寒さも伴う曇りがち。夏の土用にウナギで夏やせ防止と言う効果は、万葉集で大伴家持が和歌にしているが、土用丑の日が誕生したのは江戸時代との定説。蘭学者で医者の平賀源内が商売に困っていたウナギ屋のために知恵を絞ったという逸話がある。もともとウナギの旬は晩秋から初冬にかけてで、夏のウナギは味が落ちるとされる。当然、売れ行きも悪かったらしい。そうしたウナギを土用の丑の日に食べることになった仕掛け人はエレキテル(摩擦起電器)の源内とのこと。
 
▼かつては福島市の阿武隈川や南相馬市の新田川など各地の河川で天然ウナギが取れたが、最近は養殖物が主流だ。天然物、養殖物、輸入物を問わず栄養価値が高いウナギ。しかも、腹の虫が鳴るようなタレの香りにはついつい引き込まれる。冬場の寒さを乗り切るにも貴重なウナギ。売値がうなぎ上りになるのは好ましくないが、土用の日にはやっぱり食してみたい。前日23日は大暑。安保法制とあわせてグーンとヒートアップし、熱い暑い夏はこれからが本番となる。【鰻屋海人】
              (2015・ 7・21)

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