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東北建築学生賞コンテストで初の最優秀賞 国際情報工科大学校チーム 復興テーマの作品「FUKUSHIMAと成る」

福島県郡山市の専門学校、wiz国際情報工科大学校の建築CAD設計科チームが10月17日に仙台市で開かれた「第18回JIA東北建築学生賞」で初の最優秀賞を獲得した。
 若手建築家の登竜門で最高位の賞を射止めたのは、いずれも2年生の水上剛さん(29)=郡山市=、鵜沼祥さん(20)=棚倉町=、鶴田祥吾さん(19)=郡山市=の3人で編成するチームで、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興をテーマにした作品「FUKUSHIMAと成る」。
 コンテストには東北地区から大学9校、高専2校、専門校2校の13校が出場した。計14学科から38作品の応募があり、審査は最終審査のプレゼンテーションまで三段階で絞り込み、上位優秀チームを選んだ。
 国際情報工科大学校は2年前に優秀賞を受賞しており、今回は成果が実って最高位の賞に上りつめた。
 
 受賞した3人は今回初めてチームを組み、4月ごろからコンテストへの準備に取りかかった。「原発事故は自分たちの世代だけで解決できる問題ではなく、これから何世代にもわたって向き合っていく必要がある」。そう考えた3人は、震災・原発事故で被災した福島の復興をまずシンボリックな建築物を通して参画していこうと取り組んだ。

 こうした中でコンセプトの形が出来、設計は「過去から未来へ向けて問題を体感し見つめ直す場所」とした。半年後に完成した作品が「原発を展望する学習施設」。
 学習施設は動線を過去から未来へと結びながら、シンボリックな建物を3つの要素で構成。入口から原発のある方向へ弓なりに弧を描く「展望棟」、原発建屋を彷彿とさせる正方形の黒みがかった「中央棟」、それに地中から地上へと建築設計された「地中棟」を配し、遠くの福島第一、第二原発、さらに広漠とした太平洋を望むように未来志向するイメージを強調した。
 
 同じ悲劇、被災の地でもある世界の平和的シンボル広島と迷走する福島。これらに共通項を見いだし、福島原発一帯がこれから世界の環境的シンボルとなれるよう願いを込めたメッセージを託した。制作にあたっては、奇抜なアイデアを排し、その上で「ストーリー性を持つデザイン、形状でいろいろ悩んだ」とリーダー格の水上さんは話す。
 
 作品には、1950年代から始まる高度経済成長期を経て、60年代の福島原発誘致計画・建設、70年代からの稼働、そして3年前の東日本大震災と福島第一原発爆発事故の道のりが時系列と動線で表わされている。
 不安を感じながらも奥に光が照らす階段が続き、その先からは福島の現在が見える展望台、そして狭く急傾斜な下り階段が暗闇に向かって続いていく。暗闇の空間は天井も見えないほど高く、その不安の正体は原発建屋を思わせる中央棟。事故を起こした原子炉とは同じ大きさで描いた。
 さらに暗闇の空間を抜けると幾つもの入口がある。出口を探すための迷うための空間という。行き止まりの部屋から長い階段へ。その先から光が差し込み、未来への出口を感じ取り、それぞれが再考する―といったストーリー性のある「現状を知り、学び、考えるための場所」だ。
 
 担任としてサポートした教務部建築分野学科長の近内広樹さんは「福島の明るい未来にぜひつなげてほしい」と話し、生徒たちの努力と勤勉を称えている。
 
【写真上:最優秀賞を獲得した(左から)鵜沢さん、水上さん、鶴田さん、写真下:作品を説明する生徒3人】

                              (2014・10・25)


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