本県の特産品をＰＲする「第１８回福島空港冬の感謝祭パート１」が１３、１４、１５の３日間、福島空港ターミナルビルの特設会場で開かれている。新作ニット展示即売会「２０１２ふくしまニットフェア」と「空港特産市」の同時開催。
　ふくしまニットフェアは県ニット工業組合の主催。産地直売により、約６０００点のニット製品が、市価の５割から７割引きで販売されている。会場には、セーターやカーディガンのほか、帽子、マフラーなどの小物類も多数出展。
　本県は全国でも有数のニット産地で、品質でも高い評価を受けている。上質のニットが手ごろな価格で買えるとあって、会場には多くの買い物客が詰めかけ、中には１人で何点もの商品を買い求めていく客も見られた。
　また、空港特選市には県内各地から、海産物や農産加工品などを販売する７店が出店。
　南相馬市から出店した「黒潮海苔店」の小迫三晴店長は「地産地消が大事。まずは地元の人たちに食べてもらいたい」と話していた。
　特産市の出店者は次の通り。
　黒潮海苔店（海産物・南相馬市）扇田食品（豆腐加工品・川俣町）道の駅・羽鳥湖高原（農産加工品・天栄村）佐久商店（漬物・福島市）寿楽園（御茶・福島市）会津名匠華蔵（漆器類・会津若松市）福の鳥プロジェクト（加工食品・福島市）
　２月１０、１１、１２の３日間は、福島空港感謝祭パート２として「会津本郷焼き瀬戸市＆空港特選市」が開かれる。
　問い合わせは、福島空港ビル（電話０２４７－５７ー１５１１）へ。