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コラム・筆は一本也

「土用の丑と打ち水」

きのうは真夏日と猛暑日となった地点がともに今夏最多となったが、きょう25日もそれと同じくらいか更新する暑さとなりそう。西日本と東日本の厳しい暑さは週末まで続き、26日にかけてがピークとなりそうーとの気象予報だ。大暑(23日)が過ぎても、福島県など東北南部の梅雨明けはどうもまだらしい。連日の真夏日に加えて、湿度も高くジメジメした蒸し暑さが続く中、お年寄りらが体調を崩すケースが目立っている。さほど暑さを感じない高齢者故に、熱帯夜でもエアコンや扇風機を使わず熱中症になったりする場合が多い。
 
▼ひとり暮らしの高齢者宅は、近所の人たちが遠慮せずにひと声かけるのが孤独死を防ぐ手立てになる。東日本大震災・原発事故で避難し、家族と離れて暮らす人や仮設住宅での暮らしはストレスが重くのしかかり、普段からの周囲との対話は欠かせない。仮設での暮らしは冬厳しく、夏はつらい。疲れもたまる一方だから、福祉関係者らの高齢者巡回は最優先してほしい。震災から3年4カ月が過ぎ、共助も薄らいでいるような気がする。国や県はこうした劣悪な環境を早急に見直す時期にあることを再認識すべきだ。
 
▼猛暑が続く中、夏バテの疲労回復に栄養のある食事は欠かせない。8月7日の立秋までの18日間がいわゆる夏の土用で、ウナギや土用モチ、土用シジミなどを食して夏を乗り切る様々な風習がある。高価なウナギと同様にアナゴも捨てがたい。主に関東では煮アナゴ、関西は焼きアナゴが主流だが、いずれにせよビタミンA、ミネラル、DHAがたっぷり含んでおり猛暑を吹き飛ばすにはもってこいの滋養食材だ。その「土用の丑」は29日。
 
▼長かった梅雨も明ければ30度以上の真夏日は珍しくなく、35度を超える猛暑も襲ってくる。暑気払いと称して飲み会も増えてくるが、都会では打ち水という粋な「水作戦」が流行っている。打ち水をして市街地の気温を下げようという狙いがあるようで、地球温暖化防止、ヒートアイランド対策としても一定の効果があるらしい。1〜2度下がるだけでもけっこう涼を感じるものだ。それよりも何も、浴衣掛けの女性が打ち水する光景を見ただけで涼を感じるというご仁も多いのではないだろうか。【清涼一服】
                  (2014・7・25)

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