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福島からの発信

いわき・郡山・会津若松・新潟市長が復興で意見交わす 磐越道ライン4市のシンポジウム

磐越自動車道の沿線拠点都市の福島県いわき、郡山、会津若松市と新潟県新潟市の4市の市長が集まった復興シンポジウムが7月23日、いわき市で開かれ、地域連携を視野に入れた取り組みなどで意見を交わした。
 
 全国で初めて太平洋と日本海を高速道路で結んだ磐越道を復興の足がかりにしようと、1997(平成9)年の全線開通以来、都市間連携で地域再生に取り組んできた、いわき経済同友会の主催。
 
 
シンポジウムでは、いわき市の清水敏男市長、郡山市の品川萬里(まさと)市長、会津若松市の室井照平市長、新潟市の篠田昭市長がシンポジウムで初めて会し、観光産業や先の大震災で教訓となった地域連携、防災面などで意見を交わした。
 
 篠田新潟市長は「港から港をつなぐ横断軸は重要。ハード、ソフト両面で相互連関してゆくべき」と述べ、大切なライフライン、横軸としての大動脈に大きな期待感を示した。
 室井会津若松市長は「まずは隣近所の意識を持ってつながることが大切ではないか」と、地域連携の意義を強調した。
 品川郡山市長は「(これからの地域連携は)むしろ線ではなく、網の目の連携が必要となる」と持論を展開した。
 清水いわき市長は「食の交流も大事で、観光面にも生かしてゆきたい」と述べ、いわき市が舞台の映画「超高速!参勤交代」のヒットがマチの活性にもつながると、第二の「フラガール」誕生への期待を示した。
 
 それぞれの市の紹介では、篠田新潟市長は実現した農業特区に触れ、米どころ新潟県のコメの輸出を伸ばしてゆきたいとした。
 品川郡山市長は、同市が世界保健機関(WHO)認証へ向けて11月にも宣言を行いたい意向を示した。
 室井会津若松市長は、光ファイバーの敷設による新しいビジネスと経済連携の必要性を説き、ロシア、中国などとも結ぶ「東北横断グローバルネットワーク」構想を提案した。
 清水いわき市長は、今回のシンポジウムを機に信頼関係を構築し、防災ネットワークの実現を図ってゆきたい意向を強調した。
 
 主催者の寺主君男いわき経済同友会代表幹事は「それぞれの市長に思いがあることを十分に感じた。(いわき市や福島県に)防災大学の設置、防災学の認定をお願いしてゆきたい」と締めた。コーディネーターは東日本国際大学経済情報学部の福迫昌之教授・学部長が務めた。
 
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 太平洋と日本海を高速道路で結んだ磐越道は、福島県いわき市〜新潟県新潟市間・延長213㌔の大動脈。今回の復興シンポジウムは、全線開通以来、民間主導では初となる沿線拠点都市の4市長を招いたシンポジウムとして開催した。

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