白河市の美味しい食べ物と匠の技を紹介する「第3回『しらかわの匠と伝統の技』展　食と職の市」は12、13日の両日、JR白河駅前イベント広場と市立図書館で開かれている。初日は好天に恵まれ、大勢の人でにぎわった。
　ステージで、リリアフラスクール＆ふらおじさんコラボのフラダンスや、若手芸人スギタヒロシさんの爆笑ライブなどがあった。
　東京の和食店「分とく山」総料理長の野崎洋光さん（福島県古殿町出身）がトークし、野崎さんが考案した白河産食材を使った白河巻、清流豚しゃぶしゃぶが紹介された。野崎さんは「美味しいかどうかは自分で感じるものであり、私は素材の味を引き出すために出汁は控えめに使っている。白河には美味しいと誇れる食材がたくさんあり、豊かな食生活が送れるマチである」と話し、白河の地場産品を応援した。食い物と料理の違いなども卵かけご飯を例にとりながら話し、家庭料理に対する深い思いを披露した。地元の食材を使って考案した白河巻は、人気の的。　　　　　　　　　　　　　　　　　　白河市長の鈴木和夫さんは試食後「地元の素晴らしさに目を向け、（地域のため）頑張りましょう」と話した。　　http://shirakawa315.com/news/3_3.html