郡山市の西部学習スポーツセンター（前林貞夫センター長）は7月20、21の両日、小学5、6年生を対象にした夏休みの宿泊体験教室を行った。
　今回は野外学習として、ピザの窯焼き、バーベキューのための火起こしを体験。夜は花火とたき火を楽しんだ。
火起こしでは、技術やコツ、薪炭の燃え方の違いなど学んだあと、参加者たちは悪戦苦闘しながら実際に火起こしに挑戦した。
生地づくりから窯焼きまでのピザ作りや、バーベキュー料理にも挑んだ。震災の教訓を生かし、災害時の調理法も学んだ。ポリ袋で簡単にできる炊飯とカレーの作り方、バーベキューコンロの便利な使い方とマナーなどを学んだ。
　手づくりの夕食を味わったあと、夜は花火とたき火のキャンプファイアーを楽しみ、友情を深めた。
　宿泊体験教室は、他校生との交流を通して社会性や協調性をはぐくんでもらおうという狙い。58人が参加した。
　郡山市西部学習スポーツセンターの佐藤成海さん、若林久美子さんが講師を務め、青少年ボランティアたち10人が協力した。