郡山市西部学習スポーツセンターは6月2日、小学生を対象にした自然体験活動「おおつき環境LABO（ラボ）葉山戦隊タンケンジャー」を市青少年会館と大槻公園で開いた。
　自然豊かな大槻公園・葉山での自然体験活動を通して、子どもの体力低下も解消しようという狙い。
　はじめに大槻公園の施設や自然について紹介。昆虫、植物観察に使える観察の工作をしたあと、葉山でのトリムコース体験と自然散策を行った。
　大槻公園の施設紹介では、衛星画像により他の施設との比較や敷地面積を確認。敷地面積27・2㌶という広大な公園に児童たちはあらためて驚いた様子だった。
　今回の活動は「戦隊ヒーローごっこ」を取り入れ、西部学習スポーツセンターの佐藤成海さんふんする戦隊司令部長官の指揮で自然体験の訓練を実施した。葉山戦隊タンケンジャーとして育成されていく中で、ロールプレイング（架空の状況で与えられる試練）の要素も取り入れた。
　トリムコース体験では、あくまでも戦隊訓練のため、変身スーツ代わりにスカーフを首に巻いて、アスレチック遊具のトレーニングに挑戦。観察眼訓練と称した自然体験では、豊かな自然の中で木々や昆虫などを興味深く観察した。
　戦隊訓練をクリアした18人の参加者たちには、司令部長官から認定証が授与された。

　◇郡山市青少年会館
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