夫婦デュオ（菊地美一・陽子さん）のフォークソングバンド「In The Wind」の「第８回インザウインドがん遺児チャリテイコンサート」が5月26日、郡山市で行われ、多くのフアンが多彩な音楽を楽しんだ。
 
　菊地夫妻と、ゲストで二本松出身のトランペッターNobyさん、アコースティックギターの塩沢尚太さん、ジャズベーシストのマッシュ櫻井さん、ドラマーの佐久間武彦さんの6人のアーティストが出演。
 
　コンサートはNobyさんのソロ「夕焼けのトランペット」「北の国から」などをはさみ、4部構成で開いた。菊地夫妻の歌と演奏「ひまわり」で始まり、「北斗星」や観客も参加しての「猫の歌」、それに100曲の掲載リストよりリクエストに応えて「黄昏のビギン」「ハナミズキ」「パフ」「昴」など、息の合った演奏を繰り広げた。
 
三度ステージに上がった菊地夫妻は、テレビの全国放送でオンエアされたオリジナル曲「赤とんぼ」や、避難所では必ず歌うという「見上げてごらん夜の星を」などを披露し、感動の拍手を受けた。
総合南東北病院ＮＡＢＥホールで開かれたこの日のコンサートには、ファンら約150人が詰めかけた。
 
菊地夫妻は6年前、「赤とんぼ」が全国放送され注目、全国25都道府県72都市でのライブ活動を行なっている。震災後は避難所、仮設住宅を訪れ、アットホームな演奏活動で人気を博している。「北へ行く河」本宮市CM大賞参加曲、「手をぎゅっと！！」CMソングとして県内オンエア中。
 
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