東日本大震災で損壊した郡山商工会議所会館の跡地に建設される新会館が、商都・郡山市にふさわしい商議所会館として来年夏をめどに完成する。総事業費20億円を投じて着工する。
　新築工事の地鎮祭が5月23日、同市清水台の現地で関係者約150人が出席して行われ、新会館建設の安全を祈願した。丹治一郎会頭、大槻順一顧問、増子輝彦参院議員がくわ入れし、関係者が玉ぐしをささげた。
　旧会館は鉄筋コンクリート5階建てで、東京オリンピックの年の1964（昭和39）年に建設された。
　50年ぶりの新会館となる。
 
　□新会館
　▽構造：鉄骨6階建て（地下1階、地上6階）
　▽面積：建築面積約1,093平方㍍、延べ床面積約5,975平方㍍
　▽機能： 1階・商議所事務所、相談室、2階・会議室6室、3～5階・テナント、貸会議室、6階・貸会議室（大会議室250人収容、中小会議室3室）、地階・機械室
　▽設備：エレベーター（乗用2基、人荷用1基）
　▽その他：駐車場（屋外、44台収容）