「タケコプター」「どこでもドア」「タイムマシン」と、子どもから大人までみんなが憧れる、ドラえもんの未来の道具。
　 「あんな道具が本当にあったら」と多くの人が思ったはず。　
　ドラえもんが生まれた未来の世界に、現代の科学がどこまで近付いたのかー。
　 最先端の技術を紹介する「ドラえもんの科学みらい展」が、１月１５日まで郡山市ふれあい科学館（ビッグアイ）で開かれている。
　会場は全体を６つのゾーンに分け、それぞれのテーマに沿って、ドラえもんのひみつ道具に見立てた現代の最新の機械を紹介している。
　「空を自由に飛びたいな」では、１人乗りヘリコプター「GEN　H-4」が展示されている。「GEN H-4」は日本製で、高度３～４㍍を連続で３０分飛行することが可能。機体の高さ２．５㍍、ローターの直径４㍍。タケコプターのように頭にペタリとまではいかないが、ギネスが認定した世界最小のヘリコプターだ。
　また、「ドラえもんとくらす未来」では、ロボットからの質問に答える形で簡単な会話ができる「CAIWAロボット」が展示されている。
　人口知能の技術を応用した小型のロボットで、「ロボットとおしゃべりしたい」という夢をかなえてくれる。自然な会話が楽しめる上、見た目も可愛らしく、子どもたちの人気を集めていた。
　このほかにも、「透明マント」や「パワーフィンガー」など、最先端の科学技術を体験することができる「ドラえもんの科学みらい展」は、ビッグアイ６階の市民ふれあいプラザ展示室と、同２０階の郡山市ふれあい科学館展示ゾーン・多目的研修室の２つの会場で開催される。両会場とも同じ入場券で利用できる。
　入場料は一般１０００円、高校・大学生７５０円、小・中学生５００円、幼児・６５歳以上無料。（企画展入場券で郡山市ふれあい科学館展示ゾーンも観覧できる）
　開催期間は来年１月１５日（日）まで。午前１０時から午後７時（入場は午後６時３０分まで）。
　期間中の休館日は、１２月１９日（月）、２６日（月）、３１日（土）、１月１日（日）、１月１０日（火）。
　問い合わせは郡山市ふれあい科学館（電話０２４・９３６・０２０１）まで。